オオサカジン

日記/一般 日記/一般   | 大阪市

新規登録ログインヘルプ


モノマネ(モーグリ&ゾウ)
QRコード
QRCODE
インフォメーション
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人
プロフィール
渡邉郁夫
渡邉郁夫
仲良し(モーグリ&バルー)


お酒の守備範囲はALL。仏像鑑賞は奈良中心。音楽はブリティッシュ系。野鳥はかわせみ。特撮はウルトラQ、マン。落語は米朝。麺はマロニーであろうが広範囲に好きなアドマンです。
オーナーへメッセージ

2009年10月07日

虎児巡礼~桂一門の石塚:東大阪重願寺

晩秋になんだが、3年前から桜見物は生駒中腹の「重願寺」に決めている

近鉄「額田(ぬかた)駅」から生駒山を200メートル近く登ると、重厚な多宝塔と本殿が見える

虎児巡礼~桂一門の石塚:東大阪重願寺


閑静な場所に、近くの谷間から、「ホーホケキョ音符

毎年花見の時期にはジャズコンサートが行われる



私はというと毎年、額田駅前の小さなスーパーで手に入れたお造りと安酒を

勝手に多宝塔の壇上に失敬し、端に腰掛ける

体は西方に、足はブラブラ

一面の花を愛でながら、やはり一杯、また一杯



下界は大阪平野の大パノラマ

1匹のハエがたかる

不思議なもので下界は害虫だが

「さしみ食え喰え、花見のお連れじゃ」と・・・

いわずもがな、酩酊 この上なし!




重願寺は本殿、多宝塔、庭園、墓地が立体的に配置されており(山の中腹だから)

なんとも居心地がいい配置である

虎児巡礼~桂一門の石塚:東大阪重願寺


その庭園端に石塚がある

“いくちよもまどかれ はなのかつらかげ”   
                        二世 文枝

と書かれている。達筆だ。

虎児巡礼~桂一門の石塚:東大阪重願寺
虎児巡礼~桂一門の石塚:東大阪重願寺


石塚裏に回る

なんとそこには噺家のそうそうたる顔ぶれが刻まれている

お寺のHPによるとこの石塚は「桂塚賛成者碑」とのこと

<桂塚>
明治時代西成区天下茶屋にもとの桂塚があった。この塚は自然石に漢文で落語家桂一門の流れを書いた塚で、昭和15、16年くらいまであったのは確かでその後倒れて埋まってしまったのか今も行方不明。
重願寺の碑は本来の塚がなくなったので「建てよう」ということに賛成した上方と東京の落語家の名前が碑の裏に刻まれている。平成9年5月12日、3代目故桂米之助、桂文福さんが5代目文枝さんを連れて紫綬褒賞受賞記念、落語家生活50年記念に参詔された。(重願寺H.Pより)



ご興味あれば、一度参拝をおすすめする

酒はすすみ、心もカラダも安穏、アンノン・・・



虎児巡礼~桂一門の石塚:東大阪重願寺重願寺奥の無人の空き地に1本の桜の木。大好きな孤高の桜である





同じカテゴリー()の記事画像
乳がん封じのお寺、大安寺
戒壇院へ。
2012年夏、紀州にて
観音様とウルトラマン
ニッセイ、いやヒナセ。
早朝鈍行Ⅱ ~ジャマイカでピカソとピンポン!~
同じカテゴリー()の記事
 乳がん封じのお寺、大安寺 (2016-06-10 20:18)
 戒壇院へ。 (2016-05-30 20:34)
 2012年夏、紀州にて (2014-10-08 12:16)
 観音様とウルトラマン (2014-05-20 17:30)
 ニッセイ、いやヒナセ。 (2013-12-06 12:14)
 早朝鈍行Ⅱ ~ジャマイカでピカソとピンポン!~ (2012-03-05 20:09)
Posted by 渡邉郁夫 at 20:50│Comments(2)
この記事へのコメント
お寺と酒。
おつまみは当然精進モノでしょうな。
Posted by 野洲の終点(回帰) at 2009年10月10日 20:25
2代目文枝は、踊りがメインの人で、今里で暮らしていました。近鉄今里駅に片江村呼ばれていた芸能村があったのです。
今里で暮らしていた人。
米団治(米朝の師匠)・米朝・松鶴・文枝 。春団治一門以外すべて今里です。マルセ太郎や人生幸朗もいます。広沢虎造やアチャコも短い期間いました。今里生まれ育ちの小説家では、梁石白、東野圭吾、藤原伊織、玄月がいます。びっくりするような文化エリアを渡辺さんレポートしてください。
Posted by アデランス at 2009年10月13日 09:47
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。