2014年12月09日
Amazonの密林には、くれぐれもご用心!
Amazonのせいだ。
欲しい書籍名を検索したら、関連する書籍がダダダーと一覧で現れる。
先日、映画監督井筒和幸のとある書籍をAmazonで買っていたら、出てくる出てくる。
関連本は中古もあり数百円なのでついでに買ってしまう。
またこの前も「あしたのジョー、の時代」という展覧会公式ガイドブックも福井県での開催だが、遠くて行かれない。
なのでAmazonで購入した。
同時に「ちばてつやとジョーの闘いと青春の1954日」「あしたのジョー大研究」「あしたのジョー大解剖」を一緒に買ってしまった。
真っ白になったぜ、おッつぁん・・・。
45年以上も経つのに特集雑誌に研究本続々。
井筒監督の本、「ガキ以上・・」は自伝で面白かった!
「あしたのジョーの、時代」という展示会本を評論家坪内祐三が「週刊ポスト」で絶賛していたので、いよいよ欲しくなり買った次第。
しかし結果4冊のあしたのジョー研究本を同時に手に入れる事になった。
ネットが無かったあの時代、お金が貯まってまず1冊、又お金を貯めて関連本を1冊購入。(これもいろんな書店を廻ってやっと見つける労力付き)
ゆるやかな時間の流れがあった。
そこには自分と本とが、「やっと会えたなぁ」みたいな愛すべき対峙みたいな姿勢があった。
しかし、今はどうだ。
注文2日目に自宅に到着する。
足は棒にはならず、肩も凝らない。
ロングテールかなんだか知らないが、書籍衝動買い大好きな俺はこの機能が嬉しくて、非常に悲しいんだわ。
部屋にはまだ潰していないAmazonの箱がこちらを向いて、にやけている。
欲しい書籍名を検索したら、関連する書籍がダダダーと一覧で現れる。
先日、映画監督井筒和幸のとある書籍をAmazonで買っていたら、出てくる出てくる。
関連本は中古もあり数百円なのでついでに買ってしまう。
またこの前も「あしたのジョー、の時代」という展覧会公式ガイドブックも福井県での開催だが、遠くて行かれない。
なのでAmazonで購入した。
同時に「ちばてつやとジョーの闘いと青春の1954日」「あしたのジョー大研究」「あしたのジョー大解剖」を一緒に買ってしまった。
「あしたのジョーの、時代」という展示会本を評論家坪内祐三が「週刊ポスト」で絶賛していたので、いよいよ欲しくなり買った次第。
しかし結果4冊のあしたのジョー研究本を同時に手に入れる事になった。
ネットが無かったあの時代、お金が貯まってまず1冊、又お金を貯めて関連本を1冊購入。(これもいろんな書店を廻ってやっと見つける労力付き)
ゆるやかな時間の流れがあった。
そこには自分と本とが、「やっと会えたなぁ」みたいな愛すべき対峙みたいな姿勢があった。
しかし、今はどうだ。
注文2日目に自宅に到着する。
足は棒にはならず、肩も凝らない。
ロングテールかなんだか知らないが、書籍衝動買い大好きな俺はこの機能が嬉しくて、非常に悲しいんだわ。
部屋にはまだ潰していないAmazonの箱がこちらを向いて、にやけている。

2012年01月24日
作家の本懐
今回芥川賞受賞の田中慎弥が石原都知事への逆襲会見に応えて、石原は「作家はあれくらいでないと」と擁護?した。
作家という生き物は面白い人間だ。
例えば最近気に入ってる作家百田尚樹(ナイトスクープのディレクター)も先日東京で胆石による急激な腹痛に襲われ
小便も痛くてできない。
治療した後、帰阪の新幹線でのツイート
「今、新幹線のトイレでオシッコした。自分のチンチンをつまんで、自由な角度でオシッコするというのが、これほどの喜びというのを初めて知った。思いきり振り回してやった!」
などと実に面白い。
その百田尚樹の文学作品評は真逆で実に的確だ。
「偉大な文学作品を書くには、人間の欲や俗をたっぷり知っていないと無理。
ただそれだけではダメで、人間の高潔さも知っていないといけない。
ちなみに私は欲と俗しかないので、三流作家どまり。」 (百田尚樹のツイッターより)
同じ大阪出身の好きな作家に宮本輝がいる。
因みに彼の文学評は
「名作といわれる作品はいかにわかりやすく平坦な文章である」
宮本輝の小説にはよくおいしい実店が出てくる。
最近の傑作「骸骨ビルの庭」にもお初天神裏の瓢亭夕霧そばが出てくる。
以前アホなツレとその夕霧そばで一杯やってた。
店のレジ台下に宮本輝がこのお店を紹介する新聞記事が貼ってあった。
「宮本輝、来たんや!」と俺
「宮田輝、なんで来たんや?」とツレ
「宮田輝ちゃう!宮本や」
「誰やそれ?」
「『泥の河』『錦繍(キンシュウ)』、知らんのか?」
「禁酒?今飲んでるやん」
「アホか、ボケ!」
周りの観光客は、爆笑だ。
彼、作家になれるわな。
作家という生き物は面白い人間だ。
例えば最近気に入ってる作家百田尚樹(ナイトスクープのディレクター)も先日東京で胆石による急激な腹痛に襲われ
小便も痛くてできない。
治療した後、帰阪の新幹線でのツイート
「今、新幹線のトイレでオシッコした。自分のチンチンをつまんで、自由な角度でオシッコするというのが、これほどの喜びというのを初めて知った。思いきり振り回してやった!」
などと実に面白い。
その百田尚樹の文学作品評は真逆で実に的確だ。
「偉大な文学作品を書くには、人間の欲や俗をたっぷり知っていないと無理。
ただそれだけではダメで、人間の高潔さも知っていないといけない。
ちなみに私は欲と俗しかないので、三流作家どまり。」 (百田尚樹のツイッターより)
同じ大阪出身の好きな作家に宮本輝がいる。
因みに彼の文学評は
「名作といわれる作品はいかにわかりやすく平坦な文章である」
宮本輝の小説にはよくおいしい実店が出てくる。
最近の傑作「骸骨ビルの庭」にもお初天神裏の瓢亭夕霧そばが出てくる。
以前アホなツレとその夕霧そばで一杯やってた。
店のレジ台下に宮本輝がこのお店を紹介する新聞記事が貼ってあった。
「宮本輝、来たんや!」と俺
「宮田輝、なんで来たんや?」とツレ
「宮田輝ちゃう!宮本や」
「誰やそれ?」
「『泥の河』『錦繍(キンシュウ)』、知らんのか?」
「禁酒?今飲んでるやん」
「アホか、ボケ!」
周りの観光客は、爆笑だ。
彼、作家になれるわな。
