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渡邉郁夫
渡邉郁夫
仲良し(モーグリ&バルー)


お酒の守備範囲はALL。仏像鑑賞は奈良中心。音楽はブリティッシュ系。野鳥はかわせみ。特撮はウルトラQ、マン。落語は米朝。麺はマロニーであろうが広範囲に好きなアドマンです。
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Posted by オオサカジン運営事務局 at

2011年11月29日

松本のめしログ 

長野県松本は日本アルプスの玄関口
 
登山以外に国宝松本城と馬肉とハチの子が有名で、

こじんまりした街にはさほどおいしいお店はあまりない。

池波正太郎が愛したお城南に流れる女鳥羽川ちかくのカフェ「まるも」(宿と併設)で一服し、

夜おすすめなのが「民芸居酒屋 しづか」。




焼き鳥とおでんが名物。

松本お越しの節は一度「しづか」にて、一杯燗でやりたいところ。

ラーメンならホテルブエナビスタ公園北側の「萬山園」で手打拉麺で〆る。

深夜は静かに大手4丁目の「Bar WaterLoo (ウォータールー)」へ。

かなりの本格バーです。

カクテルづくりは見てるだけで楽しくなること請け合い。

よろしく、味太郎さん!

  

Posted by 渡邉郁夫 at 18:42Comments(27)グルメ

2011年11月25日

世の中の物全て人間が作った。~映画「トゥルーマン・ショー」 

「坊や、よく覚えとけ。世の中のもの全て人間が作ったもんだ。人間が作った世の中、人間にこわせないものはないんだ。」                            ~立川談志が談春へ向けた言葉より~


もしあなたが生まれてから今現在までまわりの人、物すべてが演出されているのだとしたら。

もし朝の通勤時の駅で読書するあばさんも昼飯の大衆食堂のおっさんも

すべてあなたのために用意された エキストラだったら・・・。


そんな映画が「トゥルーマン・ショー」







以前から観たいみたいと思っていた1本だ。

あらすじはできるだけ控えたいが、面白い映画は「しゃべらずにおれるか!」

トゥルーマンは30歳過ぎの平凡な生保マン。

カリフォルニアのとある小さいが美しい街に住んでいる。

実は胎児の頃からトゥルーマンをTV番組として24時間、世界中にライブ中継されている。

番組は各国高視聴率をとり、トゥルーマンは世界中でスターになっている。
(因みに主人公演ずるはジム・キャリー)

睡眠中でもカメラはトゥルーマンを捉える。

好きなときにTVをつければトゥルーマンを観れるのだ。

お風呂で1日中見ている成金風のオジサン。ピザ好きな2人の警備員もTVに釘づけ。
(漫才コンビの野生爆弾のイカツイ方にそっくり!)

スタンドカフェの店員のおばちゃんも、また一緒に一喜一憂する多くの客達。
(日本の家庭も出てくる。この家の壁の張り紙が不思議だ。「毎日、トゥルーマンが好き」の筆文字やったかいな?)

海、町、会社、人々、更には父親、妻まですべてが演者。

トゥルーマンが住んでる島すべてが巨大な巨大なドーム撮影所になっている。

ドームの上からお月さん?はTV局の司令塔スタジオになっていて、雨も降らすし、朝日も出せる。

こう書いていて思ったのだが、TVプロデューサーはゼウス、神なのだ。

トゥルーマンという一人の人間を座標軸にして世界を操っている。

プロデューサーは生まれたときから毎日ある意味で育成(演出と観察)しており、トゥルーマンへの偏愛が生まれ出す。

トゥルーマンは海が嫌いだ。

幼少時代、父親を自分のせいで船から溺死させた(これも演出)トラウマが、海への恐怖感を生ませトゥルーマンを

この島から出られない精神状態を作らせた。



この映画の面白さは、前半の演出された環境の中でのトゥルーマンの道化ぶり。

中盤は恋人や父親の登場、徐々に演出されていると気付くトゥルーマンの葛藤。

幼友達への偽世界の告白(友人マーロンも子供の頃から親友を演じているから、ある意味でトゥルーマンだ)すべてが

演出された世界に対してトゥルーマン自身は本物の人間。演じてきたわじゃない。

後半、一気に“トゥルーマンの人間回復への道程”が始まる。

そしてこの虚構の世界からの脱出へ・・・。



我々観客も劇中のカフェの店員も警備員も道化のトゥルーマンから、人間回復しようとするトゥルーマンへ同化していく。

つまりは私たちも日々の不自由さ。ある意味演出されたこの世界から少しでも脱出したいと願っている。

日常世界を巨大ドームに置き換え、そこでもがきながらも自由を求める私たちのこのビミューな人間の欲求を、

みごとに描いて見せたことがこの映画の力だ。(1998年度 キネマ旬報 洋画ベストテン第3位)
  

Posted by 渡邉郁夫 at 18:10Comments(9)映画

2011年11月21日

謎のアフリカの虫  ~「探偵!ナイトスクープ」準決勝敗退~

先週の「探偵!ナイトスクープ “コタロウとサンタ”」は間違いなく名作だった。

私は目から涙、鼻炎のハナミズ、歯磨きの滴りの三重苦でした。



「探偵!ナイトスクープ」には想い出がある。

30代の頃夫婦でアフリカ旅行をしたことがある。

お土産に現地の太鼓を2つ買った。

太鼓面が直径20センチ、高さは30センチくらいで太鼓回りの側面が動物の毛で覆われていた。

3センチほどの黒や茶色の毛が太鼓のまわりを覆っていてアフリカっぽかったことを思い出す。

今、自宅にはない。

帰国後、太鼓を見てたら

小さな虫が一匹いた。

その虫は当然日本国にはいない虫で、瞬間ゾッとした。

「アフリカの害虫?大阪がこの小さな虫の猛毒で大変なことになるのではないか!

しかももう一つは東京にいる嫁の弟に送っっている。首都圏も壊滅か!昔欧州でペストが蔓延した。

その再来になったらどうしよう(恐)」


早速この虫をカメラのフィルムケースで捕獲。

当時「探偵!ナイトスクープ」で謎の虫を大学教授が調べていたことを思い出し、嫁に投書内容を指示し番組に投稿した。

数日後、「探偵ナイトスクープ!」の下請けTVの制作会社から電話が来た。

激戦の投稿数をクリアし我が投書が番組ネタの候補に上がっているのだ!(ドキドキ)

制作リサーチ担当から

「今でもその虫は生きていますか?」「ハイ!」

「わかりました。また検討させていただきます。」「ツー・ツー・・・・」

その後私ら夫婦は毎日朝晩、謎の虫が死んでいないかを観察し、同時に撮影当日の服装はどうするべきかを悩み続けた。

嫁は小奇麗な私服、俺は「やはり寝巻き姿で撮影される後方にあぐらをかいた姿が“絵”になるやろう」などと

さも番組スタッフ気取りだった。



数日後、例の番組制作会社から電話があった。

「今回、見送りとさせていただきます。」


その後の虫の運命はというと、みなさんのご想像通りです。







  

Posted by 渡邉郁夫 at 17:58Comments(18)テレビ

2011年11月14日

法善寺の夜中は、猫だらけ。

ついつい飲みすぎて深夜になること、多々あり。

先日もご多分に漏れず深夜になり、

誰もいない法善寺横丁をひとり横切っていたら

アラ不思議!

クロネコが石畳に1匹、金毘羅堂にも白黒まだらが1匹横たわっている。

まわりを見渡すとまだまだいてる。

苔だらけの水掛不動さんと猫だけの法善寺は、とっても不気味だった。





不気味ついでに先週、鴫野界隈でとある家の玄関口にトラの置物に本当の鎖を付けさせていた。

門番なんだろうが、門番なら犬だろう。

置物のトラでいくなら2メートルくらいの置物にしてもらいたいものだ。

不気味な家主。



  

Posted by 渡邉郁夫 at 18:34Comments(19)

2011年11月10日

談志からの挑戦状

『週刊現代』に立川談志の連載コラムがある。

コラムを書くくらいに元気になったのは驚きだ。

挿絵が山藤章二で、贅沢なコラムだ。

ライバルの『週間ポスト』はエロ路線でコラムのライターのレベルもマイナーでかなり差がついてる。

先日落語のお題目を当てるクイズを掲載していた。

ヒントは3つのキーワード。



まだまだあったが(50問?)写真はその一部。


江戸落語ですが、あなたは答えれますか?
  

Posted by 渡邉郁夫 at 20:25Comments(7)お笑い

2011年11月04日

殴る、殴る、クソアマ ~映画『息もできない』暴力の連鎖~

初めて韓国映画をレンタルした。

『息もできない』(原題はくそバエ)




ヤン・イクチュン(36歳)主演・脚本・編集・製作まで行う。

キネ旬や各国の映画賞をとりまくっている。(25冠くらいか?)

この映画、女性を殴る前には必ず「このクソアマ!!」のセリフが出るわ、出るわ!

カメラワークはほぼハンディでぶらしたり、アップしたり、望遠の絵が入ったりして、リアルさをかもし出している。
(そう「仁義なき戦い」ではないか!)

ストーリーはあまりいわないが、主人公(監督のヤン・イクチュン好演)である取り立て屋のチンピラと

貧しい家庭の高校3年生の女の子の物語。

よくある出会いから再生へつながる通り一遍の物語にはならないのがこの映画の哀しいところ。

二人の出会いから始まり、二人の家族の過去、現在を散りばめながら進んでいく。

全編これでもかの「殴る」暴力シーン(ドンパチは一切ない。)の連続。

ストーリー後半、チンピラが父親を殺しにかかるシーン(同時に女子高生は父から殺されそうになるシーンを

相互にからむ)ところからがこの映画のトップギア。

夜中の漢江の大橋での唯一のラブ?シーンで頂点に達する。

このシーンは一般的な抱擁が一切無く、極めて美しいシーンといえる。

チンピラが彼女のひざへ仰向けに寝転び嗚咽する(主人公が殺そうとした父がすでに自死し輸血もむなしく父は亡くなる)

初めてやさしい男になるシーンだが、初めて泣くシーンでもあるのだ。

このシーン、女子高生への演技指導は「泣いてはいけない」はず。

だが本当に感極まったのか口を手で押さえ泣き始める。

あれは間違いなく演技ではない。

フェードアウトするその瞬間は女子高生の嗚咽した声が男の泣き続ける声にかぶる(ここ聞き流さないこと!)

たくさんの映画を見てきたが、このシーンはまぎれもなく私の映画のベストシーンのひとつにあげられる。



これまで輸入された韓国映画は国家資金援助によった小ハリウッドなものが多かったが、

韓国映画の底の深さを感じた佳作であった。

(映像表現は「仁義なき~」で、ストーリーは「竜二」のテイストも感じる。インスパイアされたのか、イクチュン監督に一度聞いてみたいものだ)

  

Posted by 渡邉郁夫 at 19:52Comments(11)映画

2011年11月01日

虎児巡礼  ~美人になる寺 京都泉涌寺~

数年前に京都泉涌寺 (せんにゅうじ)に行った。

ここの観音様にお参りすると美人になると伝えられている。

別に私が美人になりたい訳も無いのだが、またどんな女性が祈願してるのかの悪趣味もなく

たまたまこの寺のその前が六波羅蜜寺だったためタクシーの運ちゃんから

このお寺を薦められたので行くことにした。

大門北側の観音堂に、唐の玄宗皇帝が楊貴妃をモデルに彫らせた楊貴妃観音坐像(重文)がある。

楊貴妃はご存知世界三大美女の一人、この美貌にあやかれるなんとも都合のいいお寺なのだ。


早速観音堂に向っていると、いたいた。

一人で祈願に来てる女性発見。20代とおぼしきその女性のオカオはというと、やはり上級のブーやった。

(どう転んでも、バク転しても無理があるそのお顔)

ただ日曜の午前におそらく遠くから来たことを考えると、少し愛しさも不思議と沸いてくるから、フ・シ・ギだ。

できれば神社みたいに観音堂にお百度参りのようなものを添えてみれば、どうか。

かなり顔相の研究できること、請け合い。



 楊貴妃をモデルに彫らせた楊貴妃観音坐像(重文)。かなり悩ましい

 誰もが綺麗になる?観音堂
  
 大門正面からかなり距離ある仏殿

 仏殿は重要文化財だ


  

Posted by 渡邉郁夫 at 19:13Comments(8)