2012年12月12日
歴史的一戦!パッキャオ、散る。
9日ラスベガスで行われたボクシング、パッキャオVS.マルケス戦は
おそらくボクシング史に残るベストバウトであろう。
ここ数年のボクシングの世界戦は体たらくな試合の数々に閉口していた私だが、
先日の西岡VS.ドネア戦を見て興奮したのも冷めやらず、
どころか我がボクシング観戦史の中でもベストにあげる戦いだった。
6階級制覇のパッキャオと4階級制覇のマルケス、しかもこの試合が4度めの戦いときたもんだから
ボクシング好きには盆と正月とクリスマスとコンパがまとめてきたようなもの。
原田とジョフレも丈と力石も2回は戦った。
デュランとレナードで3回。
名ボクサーの因縁対決4度は過去にないのではないか(解説のジョー小泉も言ってた)
試合結果はマルケスの6R(ラウンド) KO勝ちに終わった。
このKOはパッキャオがワン・ツーのツー(左ストレート)を出そうと体全体を勢いよく踏み込んだ
その出会い頭をマルケスは右のカウンターで合わし
まさに“一撃”で倒したのだ。
6階級制覇の怪物パッキャオが前倒しに伸びきった姿からしてこの一撃の凄さがわかる。
5Rまではパッキャオの優勢だった。
私の採点では5Rまででパッキャオ48対マルケス45でパッキャオリードだった。
(後のニュースでは3人のジャッチは3人とも47対46でやはりパッキャオ優勢)
1~2Rはパッキャオの豊富な手数でカウンター狙いのマルケスを圧倒する展開、
しかし3Rにマルケスの大振りの右フックが、ストレートと思ったパッキャオのガードをかわし
左側頭部にヒットし、パッキャオダウン。
4Rは共に平行線だったが、5Rにパッキャオがマルケスをショートでダウンさせる。
が、マルケスも負けじと反攻(この時壮絶な打ち合いはまるでハンマーと斧の殴り合いのよう)しゴング。
そしてドラマの6ラウンドへ向かうのだった。
この試合、実はノンタイトルだが23億円のお金が動いたという。
まさに世紀の一戦で、その日の私は興奮しつづけ日課の酒を飲み忘れてしまった。

パッキャオは往年のデュランに、マルケスはホセ・メンドーサ(漫画)にそっくりだった。

パッキャオの完全ノックアウト。果たして因縁5はありえるのか?
おそらくボクシング史に残るベストバウトであろう。
ここ数年のボクシングの世界戦は体たらくな試合の数々に閉口していた私だが、
先日の西岡VS.ドネア戦を見て興奮したのも冷めやらず、
どころか我がボクシング観戦史の中でもベストにあげる戦いだった。
6階級制覇のパッキャオと4階級制覇のマルケス、しかもこの試合が4度めの戦いときたもんだから
ボクシング好きには盆と正月とクリスマスとコンパがまとめてきたようなもの。
原田とジョフレも丈と力石も2回は戦った。
デュランとレナードで3回。
名ボクサーの因縁対決4度は過去にないのではないか(解説のジョー小泉も言ってた)
試合結果はマルケスの6R(ラウンド) KO勝ちに終わった。
このKOはパッキャオがワン・ツーのツー(左ストレート)を出そうと体全体を勢いよく踏み込んだ
その出会い頭をマルケスは右のカウンターで合わし
まさに“一撃”で倒したのだ。
6階級制覇の怪物パッキャオが前倒しに伸びきった姿からしてこの一撃の凄さがわかる。
5Rまではパッキャオの優勢だった。
私の採点では5Rまででパッキャオ48対マルケス45でパッキャオリードだった。
(後のニュースでは3人のジャッチは3人とも47対46でやはりパッキャオ優勢)
1~2Rはパッキャオの豊富な手数でカウンター狙いのマルケスを圧倒する展開、
しかし3Rにマルケスの大振りの右フックが、ストレートと思ったパッキャオのガードをかわし
左側頭部にヒットし、パッキャオダウン。
4Rは共に平行線だったが、5Rにパッキャオがマルケスをショートでダウンさせる。
が、マルケスも負けじと反攻(この時壮絶な打ち合いはまるでハンマーと斧の殴り合いのよう)しゴング。
そしてドラマの6ラウンドへ向かうのだった。
この試合、実はノンタイトルだが23億円のお金が動いたという。
まさに世紀の一戦で、その日の私は興奮しつづけ日課の酒を飲み忘れてしまった。

パッキャオは往年のデュランに、マルケスはホセ・メンドーサ(漫画)にそっくりだった。

パッキャオの完全ノックアウト。果たして因縁5はありえるのか?