Amazonの密林には、くれぐれもご用心!

渡邉郁夫

2014年12月09日 20:15

Amazonのせいだ。

欲しい書籍名を検索したら、関連する書籍がダダダーと一覧で現れる。

先日、映画監督井筒和幸のとある書籍をAmazonで買っていたら、出てくる出てくる。

関連本は中古もあり数百円なのでついでに買ってしまう。

またこの前も「あしたのジョー、の時代」という展覧会公式ガイドブックも福井県での開催だが、遠くて行かれない。

なのでAmazonで購入した。

同時に「ちばてつやとジョーの闘いと青春の1954日」「あしたのジョー大研究」「あしたのジョー大解剖」を一緒に買ってしまった。

 真っ白になったぜ、おッつぁん・・・。
 45年以上も経つのに特集雑誌に研究本続々。
 井筒監督の本、「ガキ以上・・」は自伝で面白かった!



「あしたのジョーの、時代」という展示会本を評論家坪内祐三が「週刊ポスト」で絶賛していたので、いよいよ欲しくなり買った次第。

しかし結果4冊のあしたのジョー研究本を同時に手に入れる事になった。

ネットが無かったあの時代、お金が貯まってまず1冊、又お金を貯めて関連本を1冊購入。(これもいろんな書店を廻ってやっと見つける労力付き)

ゆるやかな時間の流れがあった。

そこには自分と本とが、「やっと会えたなぁ」みたいな愛すべき対峙みたいな姿勢があった。


しかし、今はどうだ。

注文2日目に自宅に到着する。

足は棒にはならず、肩も凝らない。


ロングテールかなんだか知らないが、書籍衝動買い大好きな俺はこの機能が嬉しくて、非常に悲しいんだわ。

部屋にはまだ潰していないAmazonの箱がこちらを向いて、にやけている。

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